• ビジネスインフラとしての物流
    イーシップは顧客企業のコアビジネスを支えるビジネスインフラとして、物流を捉えています。物流がビジネスインフラとして機能する為には、顧客企業がビジネスを行う全サプライチェーンにおいて、ビジネスルールとオペレーションルールが適合している必要があります。しかしながら多くの企業では、ビジネスルールが先行してサプライチェーンをコントロールし、その結果最後のオペレーションを担う物流に大きなしわ寄せが起こっているのが現状です。残念ながら、物流のこの様な現状に対して、過去適切な人、もの、金の投資が行われてこなかった為、物流は大きなポテンシャルを残したまま放置され、正しい発展をして来ていません。この様な現状に対して、イーシップはサプライチェーン・ロジスティクスのノウハウを用いて、経営の意志を反映したビジネスインフラとして物流を再設計し、企業の正しい競争力を引き出します。
  • 物流の定量化
    物流が難しいと感じるのは、定量データが圧倒的に不足しているからです。本来物流ほど定量分析に向いている分野は少ないのですが、各作業毎の定量データが管理されている現場はほとんどありません。その為、部外者が覗きようがないブラックボックスと化してしまうのです。ブラックボックス化したままでは、どこに隘路があるのか発見できないし、改善のポテンシャルがどれほど大きいもかも判りません。そこで、イーシップではプロジェクトの第一フェーズで今の物流のコスト構造を明らかにします。
  • BPR企画の立案
    明らかになったコスト構造を見てボトムアップで無駄を省いていく、というやり方では、サプライチェーンの再構築は達成できません。イーシップが行う物流の定量化は、あくまで現状の正しい把握の為に行います。従って、物流の定量化と同時に現サプライチェーン構造とそこに存在する制約条件の把握を実施します。ここから、経営の意思を反映したサプライチェーンのTo-Beモデルを構築し、改善後の定量効果を試算します。
    経営の意思とは、現存する制約条件をどこまで外せるか、サービスレベルをどの様にバランスさせるか、になります。従って、この物流BPRの実行には、トップ・マネージメントの強い関与が必要になります。
  • 実行~運営まで
    イーシップが一般のコンサルティング・ファームと異なるのは、物流に特化しているだけではなく、自ら企画したBPRを実行し、その管理運営まで引き受けることです。つまり、我々のノウハウがもたらす効果をコミットする形でプロジェクト運営し、実行責任を負ったパートナーとしてオペレーション・アウトソーシングをお受けしています。
    これらのサービスを継続的に提供し、ビジネスインフラである物流基盤の継続的な改善、強化を実現すべく、物流のライフサイクル・サポートを実施しています。

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